【長野で英語体験】地獄谷野猿公苑に行ってきました②いざ、サルの温泉へ
- 2019/5/21
- 観光
【入苑料を払おう】
入口の建物で入苑料を支払います。
あれ、値段上がってる?
以前はもっと安かったような気がしたので調べたところ、2016年に入苑料金を改定。
大人500円→800円、子ども250円→400円になったようです。
収入が増加したから、道がきれいに整備され、看板等も新しくなったのかもしれません。
施設のトイレも新しくなっていました。
広々と明るい水洗の洋式トイレは、清潔感があり気持ちよく使用できます。
値上げで一瞬テンションは下がりましたが、きれいなトイレは歓迎です!
山道も歩きやすくて好印象でした。
世界中から観光客をお迎えするので、設備投資は必要かもしれませんね。
【苑内にはニホンザルがいっぱい】
苑内に一歩入った途端、ニホンザルがうろうろと自由に往来しています。
まるでサルの世界に、人間が入り込んでしまったかのよう。
橋の欄干や歩道、チケット売り場の屋根の上と、いたるところにサルがいます。
サルたちは人間には全く無関心で警戒心もなく、人間が近くにいても気にすることなく過ごしています。
以前、野猿公苑を訪れた際には荷物を奪われたり、リュックを漁られたり、付きまとわれたりということがあったのですが、今回は全く危険性なし。
周りを見ても、被害を受けている観光客はいないようでした。
サルに狙われたら子どもたちが怖い思いをするかもしれないと心配していたのですが、全くの杞憂に終わりました。
良くも悪くも、人間は全く無視されています。 観光客が増えたので、サルたちも人間に見飽きたのでしょうか。
【残念。有名な温泉に入るサルは見られず!】
そしていよいよ有名な温泉ゾーン。
ところが、サルが温泉に入っていない! そうなんです。
サルはいつでも温泉に入っているわけではありません。
「スノーモンキー」という名の通り、雪が降るような寒いときにしか温泉に入らないんです。
人間のように清潔にするために入浴するわけではないですもんね。
冬しか入らないことは知っていたのですが、長野の春はまだ気温も低いので淡い期待をしていんですけど。
もしかしたら1匹くらい入らないかなと見ていましたが、温泉に近づいてくるサルがいてもお湯を飲むだけでした。
温泉に入る様子は見ることができませんでしたが、野生のニホンザルをこんなに至近距離で観察できるというだけでも十分に価値があります。
動物園のように檻や柵があるわけではなく、サルたちが悠々と人間のすぐそばを歩いていきます。
ニホンザルは毛並みがふわふわでとてもかわいく、器用にエサを食べる様子など見ていて飽きません。
特に追いかけっこや木登りをして伸び伸びと遊ぶ子ザルたちはとてもかわいく、癒されます。
管理事務所では実際にサルの毛皮を触ることもできます。
外国人と日本人の観光客の割合は外国人のほうがやや多めといった印象です。
苑内の案内や表示もすべて日本語と英語が併記してあり、周囲の飲食店も英語メニューに対応しています。
おしゃれなカフェもできて、すっかり世界に通用する観光地へと変身していました。
【地獄谷野猿公苑おすすめポイント】
●野生のニホンザルの群れを間近に観察できる
●外国人がいっぱい。英語表記もあって国際的な雰囲気を味わえる
●信州の豊かな自然の中を気軽にハイキングできる