ライターが原稿を書く前に
- 2018/6/22
- ライティング
「ブログを更新しておいて」「会社案内の文章考えて」など、社内で頼まれたことはありませんか。
とりあえず書き始めたものの、書けば書くほど意味不明、内容が薄い、
うまくまとまらない、時間ばかりがかかってしまう。
そんなドロ沼にはまらないように、とにかく原稿を完成させるライターの基本をお伝えします。
書く前が大事
まずはしっかりと事前準備をしましょう。
詳しい人に話を聞く、現場を訪れる、写真を撮るといった取材も事前準備のひとつ。
執筆するテーマ、目的に合わせて、カタログや資料などそろえ、専門用語や最新の情報、
関連するデータなども調べておきましょう。
自分の知識や書こうとしていることが正しいのか、実際に本を読んだり、試したりして確認してください。
あいまいな情報、推測で、文章を水増しすることは、読者に不信感を与えます。
どんな簡単な原稿を書くときでも、いきなり書き始めないこと。
ノートや付せんにキーワードや書きたいことをメモしておくだけでも、行き詰まったときの大事な資料になります。
ネタ帳として専用に1冊用意するのもいいですね。
ライターの仕事は文章を書くことですが、本来の目的は情報を正しく伝えること。
伝えるべき情報が無ければ、よい原稿は書けません。
書いている途中で着地点が分からなくなってしまったときは、
集めた資料が道しるべとなってくれるはずです。
がんばってくださいね。