AndroidアプリでのFirebaseを用いたプッシュ通知の実装
- 2018/6/11
- プログラミング
スマホには絶対といっていいほど、アプリが入っていると思います。
そして物によっては一定のタイミングで”通知”がきます。
そのアプリについて何があったかをほぼリアルタイムで知れるので、非常に便利ですよね。
この記事では、androidアプリに通知受信機能を実装する方法をご説明します。
※アプリに通知受信機能を実装するだけになりますので、
定期通知等のサーバーサイドのことはわかりません!すいません!
■使用するソフト、ツール
・android studio
・Firebase
■大まかな流れ
1. android studioでプロジェクトを作成する
2. Firebase側(Google)でプロジェクトを作成する
3. android studio側でFirebaseと同期する
この流れでやっていきます。
1. android studioでプロジェクトを作成する
普通にNew Projectで作ってもらって大丈夫です。
作成したら、app側のdependeciesにFirebaseのライブラリを実装します。
記述内容:「implementation ‘com.google.firebase:firebase-messaging:*.*.*’」*はバージョンです。最新を使います。
次に、通知受診処理を実装します。
srcフォルダ配下javaフォルダ内に以下二つのクラスを継承したファイルを作成します。
・FirebaseInstanveIdService (端末のアプリを特定するためにトークンを取得します)
・FirebaseMessagingService (メッセージを受信します)
各ファイルの記述内容はこのような感じになります。※あくまで一例です
・FirebaseInstanveIdService
ファイル名は「MyInstanceIdService」としています。
今回は受信のみなので、通知が来たらlogを吐き出すようにします。
・FirebaseMessagingService
ファイ名は「MyMessagingService」としています。
こちらもlogを吐き出すようにします。
2. Firebase側(Google)でプロジェクトを作成する
Firebaseのプロジェクト作成はコンソールから簡単にできると思いますので、割愛します。
3. android studio側でFirebaseと同期する
anroid studio側でFirebaseと同期します。
ツール→Firebaseと選ぶとFirebaseのアシスタントが出てくると思います。
そこで「Firebase Cloud Messaging」の項目の「connect your app to Firebase」を押して、
Firebase側と同期します。
次に、その下の「Add FCM to your app」でandroid studio側のアプリをFirebaseに認識させます。
これで同期は完了です。
これでFirebaseから通知を送れば、Android StudioのLogcatで指定したログが出ると思います。
文字に起こすと結構長く感じますが、割と簡単に実装できるかと思います。
是非、ご活用ください。